uttsu.com > N88BASIC >

Make CHR

内容

 画像(主に、キャラクターなどの小さな画像)を作成・編集するソフトウェアです。作成した画像は自作のプログラムから簡単に呼び出して使用することができます。
 「マイコンBASICマガジン2000年4月号に掲載されました。

特徴

 このソフトウェアには以下のような特徴があります。

*1 GET@ したイメージを BSAVE したもの。
*2 グラフィック VRAM を BSAVE したもの。

画面説明

編集ウィンドウ
画面中段左のグリッド(マス目)が表示されているウィンドウ。実際に画像の描画や、画像にたいする各種操作を行います。
選択ウィンドウ
画面中段右の大きなウィンドウ。「編集ウィンドウ」で編集する画像を選択します。
表示ウィンドウ
「編集ウィンドウ」の右上にあるウィンドウ。「編集ウィンドウ」の画像が、元のサイズで表示されます。また、すぐ下にある 4 つの矢印が書かれたボックスで、編集中の画像のサイズを変更することができます。
画像操作ボタン
「編集ウィンドウ」の下にあるボタン。編集中の画像に対して、回転やスライドなどのいろいろな操作をします。
色選択ボックス
「編集ウィンドウ」の上にある、16 色の色がついているボックス。マウスのボタンに対応する色を選択します。
ファイル名表示ボックス
画面中央上部のボックス。現在編集中のファイル名を表示します。左右にあるボタンは、編集するファイルを変更するときに使います。
画像移動ボタン
画面中央、「編集ウィンドウ」と「選択ウィンドウ」の間にあるボタン。「編集ウィンドウ」から「選択ウィンドウ」へ画像をセットします。また、その逆もできます。
メッセージ・ウィンドウ
画面下部のウィンドウ。操作方法の説明が書かれています。

使用方法

 以前作成したファイルを編集するには、目的のファイルのあるディレクトリに移って RUN してください。起動後「画像読込」ボタンを押すとサポートしている画像ファイル名が一覧表示されるので、目的のファイルをマウスで選択してください。

 画像の描画などは、「編集ウィンドウ」で行います。「選択ウィンドウ」で編集したい画像を選択し、「画像移動ボタン」により「編集ウィンドウ」にセットしてください。マウスの左右のボタンに対応した色の変更は、「色選択ボックス」で目的の色をクリックすることで行えます。

 現在のファイルを開いたまま他のファイルを開きたい場合は、「画像読込」ボタンで目的のファイルを読み込んでください。ファイルが 2 つ以上開かれていると、「ファイル名表示ボックス」の左右のボタンに矢印が表示されます。編集するファイルを変更するには、このボタンを押してください。

 ファイルの保存は「画像保存」ボタンにより行います。新規作成の場合は NEWFILE.BMP というファイル名で保存されるので、終了後に変更してください(読み込みは BMP 形式 と RGBE 形式の両方に対応していますが、保存できるのは BMP 形式のみです)。また、[Shift] キーを押しながら「画像保存」ボタンを押すことにより、自己解凍機能付き圧縮保存ができます(解凍は、作成されたファイルを RUN するだけです)。

プログラムでの使用方法

 このプログラムでは画像データはグラフィックVRAMをBSAVE命令によってファイルに保存しています。なので、BLOAD命令によって再びVRAMに描画し、必要に応じてGET@命令でメモリに取り込んで使用します。画像をVRAMにロードするには次のようにします。

FILENAME$="image"       ' 目的のファイル名
FOR I=0 TO 3
  DEF SEG=VAL("&H"+MID$("a8b0b8e0",I*2+1,2)+"00")
  BLOAD MID$(FILENAME$,1,9)+MID$("brge",I+1,1)
NEXT

 画像をメモリに取り込むにはGET@命令を使って次のようにします。

DIM C%[256]             ' 画像用の配列を宣言
GET@(0,0)-STEP(31,31),C%

 あとは、画像を表示したいときにPUT@命令で出力すれば、目的の画像を描画できます。

24 ドットの画像サイズについて

 「選択ウィンドウ」に表示されるカーソルはテキスト文字なので 16 ドット間隔でしか表示できないため、画像サイズが 24 ドットの場合は正しい位置に表示されません。画像サイズを 24 に設定する場合は注意してください。

自己解凍機能付き圧縮保存について

 BASIC マガジンへの投稿を考えて付けた機能です。今ではあまり使い道はないと思います。ちなみに圧縮は、このソフトで作成した画像はもちろん、サポートしている画像形式なら他のソフトで作成された画像でもできます。

圧縮保存での圧縮について

 このソフトウェアでは、「はさんで cho」方式*1とランレングス法を併用して圧縮率を高めています。「はさんで cho」方式は、使用されている色数が 12 色以下の場合にのみ適用されます。圧縮率はだいたい(元のサイズの)50 %〜 30 %くらいですが、画像の複雑さによって大きく左右されます*2

*1 BASICマガジン1996年10月号「はさんで cho」(iphelseさん)で使われていた方法を改良したもの。
*2 同じ色が横に長く続いているほど圧縮率はよくなります。


Copyright (C) Takashi Utsunomiya. All Rights Reserved.
2001.04.01掲載, 2003.03.21更新